自宅にある着物がいくらぐらいするのか、買取に出してみたいと思いませんか。
着物買取業者によって買取価格は異なりますが、できれば相場にあった金額で買取してもらいたいものです。
ここでは、着物の種類別に一般的な買取相場を紹介します。

振袖の買取相場

成人式で使ったきり、使用しなくなった振袖がタンスに眠っているご家庭は多いのではないでしょうか。
振袖は、礼服の中でも格式が高く、生地や織りに高級品を使っているケースがあります。
振袖の柄は、その時代の流行などもあるため、柄によっては買取価格に影響することも。
定番の赤やピンクを始め、流行にあった柄であれば買取価格がアップします。
襦袢や帯などもまとめて買取してもらうとお得です。
一般的な買取価格の相場は、8,000円?20万円程度。
購入した価格の3割程度の価格と知っておきましょう。

留袖の買取相場

和装の中で最も格式が高い留袖。
子供の結婚式で黒留袖を着用する方も多いです。
黒留袖は価格が高く、専門店で購入すると20万円?100万円程度の高級品。
買取相場は1万円?10万円程度になることが多いです。
保存状態がよく、加賀友禅や京友禅などであると10万円以上の買取価格がつくことがあります。
逆に、生地にシミや傷があると査定額が全くつかないことがあるので注意しましょう。

訪問着の買取相場

訪問着は、振袖や留袖に比べるとカジュアルな印象ですが、準礼装として結婚式やイベントに利用されています。
和装を取り入れる人が増え、中古訪問着のニーズも拡大。
使っていない訪問着に思わぬ価格がつくことがあるかもしれません。
訪問着の相場は8,000円?1万円が相場です。
有名な作家の作品であれば、数万円以上の買取価格が期待できるでしょう。